「紙おむつの処理」
先日、ニュースを見ていましたら以下のような記事が載っていました。
「掛川市は15日、ごみを燃やさずに資源化する仕組みを検討する「おむつリサイクル・ごみ減量推進会議」の初会合を市役所で開き、紙おむつなど4品目を従来の「燃えるごみ」から切り離して「資源化ごみ」と定義し、分別対象にする考えを明らかにした。2025年度にモデル地区での導入を目指す。
4品目は紙おむつと製品プラスチック、生ごみ、落ち葉・剪定(せんてい)枝。市の燃えるごみの年間焼却量(21年度実績)は約2万3400トン。対象の4品目を再資源化すれば、全体の44・0%に相当する約1万300トンを削減できると試算した。二酸化炭素(CO2)排出量は約1万2200トン、処理費用は約4億7千万円の削減が期待できる」
というものです。掛川市は私が住んでいる街でこのような発表があったことと、おむつがリサイクル出来ることに驚き少し調べてみました。
おむつの年間排出量は全国で230万トンくらいあるそうです。(し尿を給水した状態)そしておむつというと子供がするものだと思いますが今では大人も使用しており高齢化が進んでいる中でますます使用量が増えているそうです。そのリサイクル方法も高温殺菌、水処理、破砕、サーマルリサイクル、マテリアルリサイクルなど様々あり全国で数社が行っているそうです。そしておむつの紙は高品質なパルプを使用しているらしくとても貴重なものらしいです。
このように今まで単純にごみとして扱われてきたものが技術の発達によりリサイクルが出来るようになり、ますます脱炭素の動きは加速してくかと思われます。リサイクル業を営む弊社としても常にアンテナを高くして情報を収集していきたいと思います。