「災害廃棄物について」
台風が多く発生する時期がきました。先日も15号が静岡県を直撃し各地で大きな災害が発生し、多くの方が被害に遭われました。被災された方には心からお見舞い申し上げます。
このように自然災害が発生すると直後から生活ごみなどが多量に発生します。これらの一般廃棄物の処理は公衆衛生の確保及び生活環境保全の観点から、継続的且つ確実に実施されることが重要であり、処理責任を有する市区町村に於いては初動対応の迅速かつ確実な実施が求められています。そのため各市町村ではこのような災害発生時の流れがおおよそ決められているかと思います。「片付けごみ等」→「一時仮置場(粗選別、保管)」→「二次仮置場(破砕、選別)→「ごみ処理施設」。一部の地域のみの場合などは集積場に出したり自分達で処理場に持込む場合もあります。
今回の災害で災害協定を締結している袋井市様からも実際に協力要請がありました。担当者の方と置き場の確認、運搬先、運搬車両、契約書の件など事前確認を行い対応したわけですが、実際に対応をしてみると上手く対応できなかったことや予想しなかった事も多数ありました。このような災害は今後起きて欲しくはないですが万が一起きた時には迅速に対応できるようにしっかりとした体制を整えておきたいと思います。
最後に被災された方が少しでも早く元の生活戻れること願っております。何か私どもに出来ることがありましたら微力ながら応援をいたしたく思っていますので何なりとお申し付けください。