「産業廃棄物が引き起こす社会問題」
企業の事業活動によって生まれる産業廃棄物の社会に与える影響には次のような問題が挙げられます。
産業廃棄物処理にかかるコスト増加などが原因で不法投棄をおこなう事業者が多いのも社会問題になっています。令和2年度の不法投棄件数は139件、不法投棄量5.1万トン、不適正処理件数182件不適正処理量8.6トンにもなります。不法投棄や不適正処理された現場では、水質汚濁や土壌汚染などの環境汚染問題が生じており、その改善にも多くの時間と費用がかかります。
産業廃棄物処理法では、「事業活動に伴って生じた廃棄物を自らの責任において適正に処理しなければならない」と、排出事業者が最終処分まで責任をもつように示しています。これは業者に委託する場合も同じで、産業廃棄物処理の委託先が適正にしなかったなどの違法行為をした場合、排出事業者にも罰則が適用されることになります。
産業廃棄物の不法投棄や不適切な処理は違法行為として罰せられるだけではなく、社会的信用を失い、事業活動に大きなダメージを受けるなど、企業の経営にも大きな影響を与える場合があります。それだけ排出事業者には、産業廃棄物の処理には重い責任がともないます。
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