廃棄物の流れ (岡部工場・村松)
今回は廃棄物の流れ(処理)についてお話しをします。
弊社が回収致しました廃棄物は、エリア、契約書通りそれぞれの工場に搬入します。どのBOXがどちら様の物か確認出来るようにそれぞれのBOXに識別カードを貼り付けておきます。処理の段階としましては、まず「前選別(または粗選別)」と呼んでいる選別場所に中身を空け、重機と作業員によってある程度の大きな物のリサイクル品、処分品、有価物と大きく3種類に分別されます。
次に前選別で分けられなかった物をラインコンベアに流します。ラインではバリオセパレーターによって軽量物、重量物、細粒物に分けられ、軽量物、重量物を手選別によって更にリサイクル品、処分品、有価物などに分別します。
次は最終段階の自動選別機へと流れます。ラインの手選別で拾い出されなかった重量物は細粒物と一緒に一軸破砕機(シュレーダー)で細かく破砕され、コンベアによって選別機に搬送されます。選別機は篩い、風力、振動によって、大きさと比重ごとに分別され、それぞれのピットへと排出されます。
簡単ではありますが以上が廃棄物の流れになります。選別後の品目によって、二軸破砕機(シュレッドイーグル)で破砕処理、圧縮梱包(ベーラープレス機)でベール状にして処分場に出荷しています。次回は、それぞれの段階や機械についてのお話をさせて頂くつもりですのですのでまた宜しくお願いします。