産業廃棄物管理票の運用について
「産業廃棄物管理票」と聞いてすぐにいわゆる「マニフェスト」のことであるとわかる方はどれくらいいるでしょうか。かくいう私もお恥ずかしながらすぐに脳内変換できず、一拍置いて「産業廃棄物管理票」?…あぁ、「マニフェスト」のことだよな、と今でもなります。
そもそも管理票の別称について早くわかろうがわかるまいがたいして意味はないのですが、そういう小さな取っ掛かりからでも廃棄物について興味を持っていただければ良いな、と思います。
マニフェストの紙ベースの運用については2020年12月28日の「押印を求める手続の見直し等のための環境省関係省令の一部を改正する省令」が公布・施行されたことによる受領印の押印廃止からおよそ一年が経ち、少し簡素化されたものの、年に一回行われる「産業廃棄物管理票交付等状況報告書」 https://www.pref.shizuoka.jp/kousei/ko-760/kankyo/teikihoukoku.html 作成にかかる事務負担の軽減や紙媒体の管理の問題などの理由から紙マニフェスト運用から電子マニフェスト運用へと切り替えられている事業者様も多くなってきており、総マニフェストの発行割合に対して70%越えと、移行率はかなり進んできています。(2021年2月から2022年1月までのデータ:出典、Jwnet様HPよりhttps://www.jwnet.or.jp/jwnet/about/regist/index.html )
年次報告は全ての排出事業者様の義務ですので、そちらの手間を考えた場合、電子マニフェストへ移行されるメリットはかなり大きいと思います。
弊社でもREMSSという独自のシステム:https://www.recycle-clean.co.jp/haikibutsu/houjin/remss/ を開発し、運用しておりますので是非挑戦してみてはいかがでしょうか。